解体は一社だけでなく、いろいろな業者が関係します。工務店、不動産会社、解体専門業者、廃棄物回収業者などです。遠藤商会ではこれまでの事業を通してそういった会社との密なリンクがあり、お客様の手をわずらわせることなく、連携して解体にあたる仕組みが出来上がっています。
今回ご依頼いただいた理由も、そういった連携体制が整っていることから、連絡先は当社だけであとは一切任せられるという点に期待してとのことでした。実際、下の写真にあるように、初日に各会社から社長様や担当者が集まり、進め方について打ち合わせを行った後に解体を始めました。
作業手順
家の内部の解体⇒外側の解体は2階から1階⇒土台部分
作業の様子
解体は重機を使って進めていきます。外側を解体するときには周辺への迷惑を考えて足場を組み、シートで家を覆って、その内側で解体作業を進めます。
家の土台(基礎部分)を壊すとコンクリート、ガラなどがたくさん出ます。ガラとはボードやれんが、コンクリート、ブロックのかけら、木くず、柱、杭などさまざまなもののことをいいます。ガラについては専門の処分業者へ連絡し回収してもらいました。地面を掘り起こすとたくさんのガラが出てきて、かなりの量になることもあります。
ガラに限らず出た廃棄物については、完全に分別することがコスト削減の大きなポイントになります。当社ではこの分別に関しては特に徹底して行っています。廃棄物の分別、回収については今まで培った経験と実績のもと、妥協せず、かつ効率的に進めることができると自負しております。
天気と駐車場所は、解体時には作業効率に大きく影響します。今回は5日間とも天気に恵まれたことと、現場が広い公道から少し中に入った私道に面し、遠くのトラックまでの運び出しがなかったためスムーズに進めることができました。
ご依頼ありがとうございました。